凄い資料を出したのに、質問で止まる人
悩みリサーチで、こんな声を見かけました。 最近、見た目の凄い資料を出してくる人が増えたのに、 内容にツッコミを入れると「持ち帰って確認します」になる。 作った本人が、自分の資料の中身を説明できない、と。
嫌味な話に聞こえるかもしれませんが、これ、他人事じゃないんですよ。 AIを使えば、自分の理解を超えた出来のものが、普通に作れてしまうので。 僕も昔、AIにまとめさせた文章をそのまま人に送って、 返ってきた質問に答えられなかったことがあります。あの気まずさは忘れられない。
作れる時代になったからこそ、「作った」と「分かっている」が別物になりました。
試しに、自分に聞いてみる
ここで1回、考えてみてほしいんですけど、 最近AIに作らせたもの、ありますよね。文章でも、まとめでも、リストでも。 あれ、いま誰かに「これ、どういう内容?」と聞かれたら、 何も見ずに1分話せますか。
話せるなら、それはもうあなたのものです。 話せないなら、それはまだAIの出力を持っているだけの状態。 持っているだけのものは、質問された瞬間に手から落ちます。
説明できるものだけが、自分の実力になっている。この学び場が「作って、説明できるまで」をゴールにしているのは、これが理由です。
説明は、才能ではなく練習
で、朗報なんですが、説明できるかどうかは頭の良さの問題ではないです。 説明した回数の問題です。 誰にも聞かれないから説明したことがない、だから説明できない。それだけ。
次のSTEPから、聞いてくれる相手を用意して、練習します。 相手はAIです。人間相手と違って、何回噛んでも恥ずかしくないので、 練習台としては最高なんですよね。
説明できないのは、まだ知識が足りないからだと思って、先にもっと勉強しようとする。
順番が逆です。説明しようとすると、自分がどこを分かっていないかが正確に見つかります。分かっていない場所が見つかってから、そこだけ埋めるほうが早い。説明は勉強の成果発表ではなく、勉強の入口です。
- 「作った」と「分かっている」が別物になった理由を言える
- 最近AIで作ったものを1分で話せるか、自分で確かめた
- 説明が練習の問題だと分かった