毎回、同じことを説明していませんか
同じ頼みごとを繰り返しているなら、それは係にできます。
ChatGPT入門の最後に、「自分の説明書」を1枚作りましたよね。 あれ、新しいチャットを開くたびに貼っていると思います。
数回なら気になりません。ただ、毎日やると効いてくるんですよね。 説明書を探して、開いて、コピーして、貼って、それから本題。本題に入る前に、毎回4手かかっている。
プロジェクトは「前提を入れっぱなしにできる場所」
ChatGPTにはプロジェクトという機能があります。 指示やファイルを最初に入れておくと、 その中で開いたチャットは、毎回それを覚えた状態から始まります。
| ふつうのチャット | プロジェクト | |
|---|---|---|
| 前提 | 毎回そのつど貼る | 中に入れておく。開いたときにはもう覚えている |
| 品質 | 貼り忘れると落ちる | 何度使っても同じ基準で返ってくる |
| 寿命 | そのチャットが終わったら消える | 残る。明日も来週も同じものが動く |
ここだけ覚える
1回きりの会話ではなく、繰り返し使う道具を作ります。そして、これは無料のまま作れます。
似た仕組みに GPTs という機能がありました。 少し前まではそちらで作るのが定番だったんですが、 2026年8月から、個人のアカウントでは新しく作れなくなっています (すでに持っている人が使い続けることはできます)。 なので、これから作る人はプロジェクトの一択です。
このコースで作るもの
題材は頼み方の採点係にします。こういう動きをするものです。
- AIに送ろうとしている頼みごとの文章を、送る前に貼る
- 足りている前提と、足りていない前提を分けて出してくれる
- 直した頼み方を、理由つきで出してくれる
ChatGPT入門でやった「文脈がすべて」を、毎回チェックしてくれる係を作る、という話です。 プロジェクトという器に、1つの仕事に絞った係を住まわせる形です。
ここまでのまとめ
次のSTEPで、実際に1つ作ります。 中身はこちらで用意してあるので、貼るだけで動くものができます。 作り方そのものは、触ったあとのSTEP 5でやります。
終わったら、ここが言えるか確かめる
- プロジェクトとふつうのチャットの違いを、自分の言葉で言える
- このコースで何を作るのか分かっている
- 無料のまま作れると知っている