頼むと出てくるけど、中身が無い

資料を作ってと頼むと、ちゃんと出てきます。 表紙があって、目次があって、見出しがあって、まとめがある。それらしいのに、読んでも何も残らない。

で、直そうとして1枚ずつ手を入れ始めると、 今度はどこを直しても薄いままなんですよね。薄いのは見た目ではなくて、渡した中身が無いからです。

スライドは、話の骨がある人にしか作れません。

順番を変えるだけで、別物になる

頼み方出てくるもの
「○○についての資料を作って」一般論で埋まった、誰が作っても同じもの
「この本文を資料に分解して」自分の話が、そのまま資料の形になったもの

違いは1つだけで、先に本文があるかどうかです。本文があると、AIがやるのは考えることではなく分けることになる。 分けるのはAIが得意な作業なので、精度がまったく変わります。

渡す本文は、整っていなくていい

本文といっても、書き下ろす必要はないです。もう手元にあるものでいい。

  • 話す予定のことを、喋って書き起こしたもの
  • 前に書いた長い文章。まとまっていなくてもいい
  • 自分の手順メモや、やり方をまとめた文章
  • 作ったものの説明を、思いつくまま並べたメモ

喋って書き起こすのが、いちばん速いと思います。「AquaVoiceで喋って書く」でやったやり方が、そのまま使えます。資料にする内容は、たいてい人に話したことがある内容なので。

見出しだけの空箱を作らせるのではなく、手元の本文を枚数ぶんに切り分けさせる
見出しだけの空箱を作らせるのではなく、手元の本文を枚数ぶんに切り分けさせる

ここまでのまとめ

つまずきやすいところ

本文を書くくらいなら、資料を直接作らせたほうが早い。

本文が無いまま作らせると、出てきたものを直す作業がそのあと延々続きます。しかも直しても中身は増えません。本文を用意するほうが先に見えて重いんですが、そこさえあれば、あとは分けるだけなので結果的に短いです。

ここだけ覚える

骨 → 中身 → 見た目の順。最初に見た目から頼まない。

終わったら、ここが言えるか確かめる
  • 資料の元になる本文が、手元にある
  • その本文が、自分の言葉で書かれている
  • 見た目の話は、まだしていない