喋ると、動くものが出てきます

バイブコーディングというのは、それだけの話です。

名前がかっこいいので構えますけど、作りたいものを言葉で伝えて、動くものを出してもらうことです。 仕組みを理解する必要も、書き方を覚える必要もありません。

僕はコードが書けません。それでも道具は作れています。 いま読んでいるこの学び場も、画面のスクリーンショットを撮って書き込める道具も、 全部このやり方で作りました。できないままで作れるというのが、ここでいちばん伝えたいところです。

喋ったことが、そのまま動くものになる。仕組みは分からなくても、使うぶんには困らない
喋ったことが、そのまま動くものになる。仕組みは分からなくても、使うぶんには困らない

このコースでは、作りません

先に言っておくと、この入門で手を動かして何かを作ることはないです。 やるのは知識を入れることだけ。実際に作るのは、この先の「自分専用ツールを作る(小物編)」でやります。

順番を分けているのには理由があって、バイブコーディングは喋るだけなんですが、 その喋り方に決まりがあって、それを知らないまま作り始めた人と 知ってから作り始めた人とでは、出てくるものが目に見えて違うんですよ。先に喋り方だけ持って帰ってください。それがこのコースです。

いままでとの違い

これまでのコースここから
出てくるもの文章のファイル動くもの
確かめ方読んで判断する使ってみて判断する
直し方書き直させる動かして、おかしいところを言う

3行目が変わるところです。文章は読めば分かりますが、動くものは動かしてみないと分かりません。なので、作るときは「作っては動かす」を繰り返すことになります。

何が作れるのか

正直に答えると、だいたい何でも作れます。 ただ「何でも」と言われても動けないので、型で並べます。

中身
手元の面倒を、1つ消す毎回やっている手作業を、押すだけで終わる形にする
払っている道具を、自分用に作り直す使うのは一部の機能だけ、という有料の道具はけっこうある
自分のやり方を、そのまま道具にする自分の手順を知っているのは自分だけ。売っているものには入っていない
まとまったものいま読んでいるこの学び場も、同じやり方で作りました

2つめは、思っているより現実的です。 僕が「これ、自分で作れるんだ」と本当に分かったのは、画面を撮って、そのまま書き込める道具を作ったときでした。 似たものは売っているんですが、僕が使うのは一部だけだったので。

何でも作れるのは、分解できるからです

作りたいものが大きく見えるのは、1つの塊として見ているからです。 中を工程に割ると、たいてい小さいものの集まりになります。 さっきの、画面を撮って書き込む道具だと、こうです。

  • 画面を撮る
  • 撮ったものを表示する
  • 線や矢印を描けるようにする
  • 文字を入れられるようにする
  • 保存する

1つずつ見ると、どれも「それだけ」の話です。大きいものを作るのではなく、小さいものを並べて繋ぐ。分解して、1つずつ言葉にできれば、あとは向こうがやります。作れない原因は、腕ではなく、言葉にできていないことのほうです。

このコースでずっとやるのは、作りたいものを言葉にする練習です。

できないことも、先に言っておきます

つまずきやすいところ

喋るだけで何でも作れるなら、アプリを作って売ることもできそう。

そこまでは行きます。ただ、人に使わせるものは、壊れたときに直す責任が付いてきます。自分だけが使うものは、壊れても自分が困るだけ。まずはそっちから始めるほうが、確実に前へ進みます。

ここまでのまとめ

ここだけ覚える

バイブコーディングは、作りたいものを言葉で伝えて、動くものを出してもらうこと。 必要なのは腕ではなく、言葉にする力です。

終わったら、ここが言えるか確かめる
  • バイブコーディングが何なのか、自分の言葉で言える
  • 動くものは動かして確かめる、と分かっている
  • このコースは知識だけで、作るのは小物編だと分かっている